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・未経験から事務職を始めたい
・事務職に就きたいけど、選考が進まない
未経験から事務職を目指したいものの「なかなか選考が通らない」という20代女性は多いのではないでしょうか。
ただ、事務職は人気職種なので倍率もかなり高いです。そのため、書類選考すら通らないこともザラにあります。
そこで、この記事では「20代女性が事務未経験から事務職に転職する方法」をご紹介していきます。
「営業職→事務職」へ転職した経験をもとにお話ししていきます!
事務職に就くことができれば、ワークライフバランスを保ちやすく、心にも余裕が持つことができます。この記事を読んで、理想の働き方を実現していきましょう。
事務職はなぜ人気が高い?
事務職は「倍率0.45倍(参考:厚生労働省 令和4年3月時点)」の超人気職種です。
求職者が100人いるのに対し、求人が45件しかないということですね!
「働きやすさ」を重視している女性には嬉しい条件が盛りだくさんなので人気が集まりやすいです。
・座り仕事
・基本土日祝休み
・残業少なめ
・産休育休が取りやすい
・プライベートが大切にできる など
ライフワークバランスを保ちやすいため、かなり人気も高い職種です。
転職市場から見れば、人が集まりやすいからこそ「事務経験者が優遇されやすい」傾向にあります。
そのため、20代未経験であればなかなか採用されないこともあるあるです。
やっぱり事務は人気職種ですね…。人が集まりやすいから未経験から事務職になるのはむずかしい?
私も事務未経験だったので、書類選考すら通らない時期もありました。ただ、20代は転職市場では有利で、アピール方法や転職方法を変えるだけで選考率通過率がかなり変わりました!
【選考通過率アップ】事務職転職に成功するための3つのポイント
次に、倍率の高い事務職転職に成功するための3つのポイントについてご紹介していきます。
①第二新卒求人を狙う
②資格取得・スキルを身につけておく
③事務職向け自己PRを考えておく
少しやり方を変えるだけで、選考通過率もアップします。
一つ一つ確認していきましょう。
第二新卒求人を狙う
転職市場では、事務未経験であっても「若さ」はかなり強みになります。
・将来性が高い
・新しいことを覚える吸収力
・素直さ、やる気、リフレッシュさ など
若いだけでプラスになることが多くあるからです。
実際、20代と30代では求人数もグッと変わります。
「未経験OK・第二新卒OK」の会社を見つけ、自分自身の会社選びの幅も広げていきましょう。
即戦力を求められやすい会社(特に中小企業)では「研修体制・指導環境」がないこともあります。研修体制を求める場合は、事前に確認しておきましょう。
資格取得・スキルを身につけておく
PC関連の資格やスキルを身につけておくことで、「書類選考・面接」でもアピールしやすいです。
前職でほぼパソコン触ってなかった…(汗)
パソコンを使わない事務職は、ほぼないので「タイピング練習」をするだけでも変わってきます。実際、私はMOS資格を取得して事務職転職には役立ちました!
その他にも、Excel「四則演算・関数・グラフ作成など」を身につけていれば、面接官にもアピールできます。
最近ではYouTubeでもパソコン動画があるため、スキマ時間に見るのもおすすめです!
事務職向け自己PRを考えておく
今までの経験から、事務職で活かせる強みをピックアップしておきましょう。
(例)接客業の場合
・取引先と1日●件電話でやり取りをしていたため、電話対応には抵抗がない。
・事務業務もあり「メール対応・在庫処理入力(Excel)」をしていた。
・あらゆるお客様とのやり取りをしていたため、対応力がある。事務も各部署とのやり取りが多いため、社内コミュニケーションを円滑に取れる。
・店内がスムーズに回るよう、周りの動きを把握しながら仕事を進めていた。事務でも細やかなことに気づけ、サポートすることができる。 など
事務職で活かせる強みを面接で伝えられるようにしておこう。
違う業種・職種であれど、活かせる強み必ずあります。自分の強みを探し、面接官にアピールできるように準備しておきましょう。
・丁寧にコツコツ仕事ができる
・周りに気配りができる
・ミスが少なく、正確
【20代女性】未経験から事務職へ転職する3つの方法
では、具体的に事務職へ転職する3つの方法をご紹介していきます。
①直接応募する
②転職エージェントを使う
③無期雇用派遣を選ぶ
それぞれ特徴があるため、合った転職方法を見つけていきましょう。
わたし自身、全て使ったことがある方法なので、経験をふまえご紹介していきます。
①直接応募する
1つ目は、「求人サイト」で直接応募する方法です。
インディードや、タウンワーク、人材会社の求人サイトで、興味ある会社に直接応募することができます。
色々な求人を比較できることできることはメリットですが、直接人事担当者とやり取りが発生することはデメリットでもあります。
ただ、地方住みの場合は、直接サイトから探す方が手っ取り早いケースがほとんどです。
働くエリアによっても、どのように転職活動するか変えていきましょう!
色々な求人を比較したい方、地方住みの方
②転職エージェントを使う
2つ目は、マンツーマンで転職サポートしてくれる「転職エージェント」を使うことです。
転職サイトには掲載されていない「非公開求人」があり、選択肢の幅を広げられます。
転職エージェントを使うメリットは「書類添削・面接練習・推薦状提出」をしてくれるため、選考通過率アップにつながることです。
キャリアアドバイザーが経歴書と一緒に提出してくれるものです。人柄・強みを伝えてくれるため書類選考が通りやすくなります。
一方で、デメリットはエージェントが厳選した求人紹介のみになるため、色々な求人を見比べたい人は向いていないでしょう。
エージェントの方は、「過去の実績データ・事前訪問」で詳しい企業内部情報も知っているため、入社後のギャップも少ないのが嬉しいポイントですね。
・「書類添削~面接練習」まで手厚いサポートに魅力を感じる方
・効率よく転職活動をしたい方
③無期雇用派遣を選ぶ
3つ目は、事務未経験を支援しているサービス「無期雇用派遣」を選ぶことです。(※選考あり)
「派遣」と聞くとマイナスイメージを持つ方もいるかもしれませんが、正社員ではなかなか働けない”大手企業・優良企業”に配属されやすく、事務スキルを積むことができます。
無期雇用派遣を選ぶメリットとしては、「パソコンに苦手意識がある・電話対応がわからない・ビジネスマナーに自信がない」という方でも、安心して就業スタートできるサポート体制が整っていることです。
・配属前のビジネスマナー研修
・OAスキル研修
・キャリアカウンセリング
・一人ひとりに合った配属先の選定 など
会社には直接聞きづらい「電話の取り方」や「コピーの仕方」から親身になって教えてくれる環境があるのは嬉しいですね。
中途採用は「即戦力」と見られるため、新卒ほど手厚い研修はほぼありません。無期雇用派遣は、新卒同様かそれ以上のサポート体制があるのが特徴ですね。
一方で、無期雇用派遣を選ぶデメリットは、正社員と比べると給与が少ないことです。「賞与・昇給」もありますが、正社員ほどではないため事前に確認しておきましょう。
うー-ん。サービスは手厚くても、なんか派遣って不安だなぁ。
派遣と聞くと少し抵抗がありますよね。無期雇用派遣は「●ヵ月更新」といった更新制ではなく、賞与もある働き方です(※賞与は通常正社員より少なめ)。ただ、配属先は正社員ではなかなか働くことができない優良企業なので「環境重視」の方はおすすめですよ♪
なるほど…!給与より「環境・サポート重視」なら、無期雇用派遣を選ぶのもアリかも…!
・優良企業・大手企業で働きたい方
・サポート重視で基礎を学びたい方
【事務初心者必見!】事務職を選ぶ前に知っておきたいこと
ここまで、事務職転職方法についてご紹介してきましたが、初めて事務職を選ぶ場合は事前に知っておきたいことがあります。
あらかじめ知っておきたいことは下記3つです。
①残業少なめ、土日祝休みばかりではない
②事務職種がある
③会社規模によって働き方も異なる
思い描いている「事務職のイメージ」とギャップが生じてしまっては、早期退職につながることもあります。
しっかりとポイントを押さえ、後悔ないようにしていきましょう。
残業少なめ、土日祝休みばかりではない
会社や業種によっては、事務職であっても「残業が多い・休日出勤アリ」なこともあります。
え。「事務職=福利厚生が良い」印象があった(汗)
そのため、事務職を選ぶ目的をいま一度考えておきましょう。
・土日祝休み
・残業少なめ
・休日出勤なし
・育休産休が取りやすい
・ノルマがない など
ツラい環境下で仕事を続けるのはしんどいものです。
「本当に叶えたいことは何なのか?」しっかりと自己分析した上で、会社選びをしていきましょう。
事務職種がある
事務職の中でも、職種によって「仕事内容」が全く異なります。
【一般事務】データ入力、社内資料作成、電話対応など
⇒ルーティン業務多めでコツコツ作業が求められる。社内コミュニケーション多め。
【営業事務】営業サポート、受発注業務、契約書・請求・見積作成など
⇒営業マン・取引先とのやり取りがあることも。コミュニケーション力が求められる。
【受付事務】受付・来客対応、サービス提案、データ入力など
⇒マナー・対応力が求められる。接客メインでシフト制のことも。
【経理事務】伝票処理、経費精算、請求書管理など
⇒正確性が求められる。
【貿易事務】資料作成、輸送通関手配、出荷納品手配など
⇒英語力、柔軟な対応が求められる。
【総務事務】給与管理、勤怠管理、年末調整など
⇒正確性、社内コミュニケーションが求められる。
【人事事務】採用サポート、社内データ管理、研修対応など
⇒社内コミュニケーション、人前で話す力が求められる。
一人一人の特性によって「向いている事務職種」も異なるため、事前に確認しておきましょう。
こんなに職種があるなんて。何も知らずに転職活動していたよ。
私も恥ずかしながら、何も考えず転職活動してました(^^;)
ちなみに「一般事務・営業事務・受付事務」求人数も多く、事務未経験から始めやすいです!
会社規模によって働き方も異なる
事務職は会社規模によっても「仕事の幅」が変わってきます。
■中小企業 → 人数が限られているため、あらゆる業務を任されやすい。一般事務と記載されていてもノルマを持ったり、営業サポートをすることも。
■大企業 → 役割分担が細かくされている。社内各部署とのやり取りは多いものの、仕事範囲が限られている。
私自身、「中小企業・大企業」それぞれ働いた経験がありますが、中小企業は1人で完結しやすいメリットがある一方、仕事が幅広いです。
会社規模も人それぞれ向き不向きがあります。「どちらが働きやすいか?」考えつつ、職場選びをしていきましょう。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
事務職は女性にとって嬉しい環境が整っているため、人気で倍率が高い職種です。
選考が通りづらい傾向にありますが、「20代」ならではの強みを活かしながら、転職方法を変えるだけで転職成功の近道にもなります。
ワークライフバランスを充実させ、プライベートを充実させられる、心に余裕が持てるキャリアを築いていきましょう。