「面接で緊張して上手く話せない…」
面接に苦手意識を持っているHSPさんは多いのではないでしょうか?
私自身、就活では頭が真っ白になったり、緊張で質問内容を忘れてしまうこともあり面接がかなり苦手でした。
そんな私ですが事前対策をした結果、最終的には自分の言葉で思いを伝えることができ、数社内定をもらうこともできました。
そこで今回は、HSPさんが面接に自信を持つための対策法についてお話ししていきます。
人前で話すことが苦手で、手・声・足まで震えていた私でもできた方法なので参考にしてみてくださいね♪
HSPが面接が苦手な理由

まずは面接が苦手な理由を知り、1つひとつ対策していきましょう。
面接の雰囲気が苦手
ピリッと静まった雰囲気、ジャッジされているような感覚…。
面接の雰囲気はかなり独特なので、面接場に行くこと自体気が重くなってしまうHSPさんは多いです。

最初は雰囲気にのまれて声・手・足全部震えてた…。

1日面接に行っただけでドッと疲れるんだよね…(汗)
他の面接者を見て「この中から選ばれるのだろうか?」とマイナス思考に陥り、自信をなくしてしまうこともありますよね。
ただ、自分を伝えることができないまま面接が終わってしまうほど悔しいものはありません!行きたい企業があるならなおさらです。
最初は疲れが出てしまいますが、多少”慣れ”もあります。慣れるための対策も後ほどお伝えしていきますね!
上手く話せない
「上手く話をまとめることができない」
「途中で何を言ってるかわからなくなる」
相手に伝えるように話すってなかなか難しいですよね。
特にHSPさんは、周りが気になり緊張しすぎてしまうことも多いです。
- 面接官の視線が辛く、焦ってしまう
- 緊張から頭が真っ白になってしまう
- 集団面接では周りが気になり、自分でも何を言ってるかわからなくなる など

私自身、そもそも話すこと自体がそんなに得意ではないので「どうすりゃいいんだ…」と半ば諦めもあった…。
内定に直結するから不安
「志望度高いのに落ちたらどうしよう」
「上手く話せず内定もらえなかったら…?」
面接は内定をもらうために避けて通れないため、どうしても重く捉えてしまいがちです。
実際、面接に対して「苦手・怖い」イメージを持っている方はかなり多いです。
私も「落ちたら辛いな…。面接の数分で判断されているんだからしっかりやらなきゃ!」と自分でプレッシャーをかけてしまうこともありました。
ですが、面接は相性やご縁があるのも事実…!
悔いが残らないためにも「自分を伝えられる面接」ができるよう対策していきましょう。
面接で自信を持つための対策法

想定質問を準備しておく
想定質問を事前に準備して、良い緊張で面接に臨めるようにしていきましょう!
面接で質問される内容は、ある程度決まっています。
・自己紹介
・志望動機
・就活の軸
・長所短所
・乗り越えた経験
・学生生活で頑張ったこと
・あなたはどんな人か
・他社受け状況 …etc.
想定質問の答えを準備しておくことで「これだけ準備したから大丈夫!」と自信にも繋がります♪

確かにぶっつけ本番でうまくいったことほとんどないかも…(汗)
良い緊張感で面接に臨むためにも、事前に想定質問を準備しておきましょう。
+αエピソードを準備しておく
オリジナリティを出すためにも「+αエピソード」を考えておきましょう!
面接官への説得感も増し、変わった質問が飛んできたときにも応用することができるためおすすめです♩

そういや、先輩はあなたを飲み物で例えると?って変わった質問がきて水が好きだから「水」って答えたらしい!エピソードは用意してたものを伝えたんだって!
例として、HSP気質な私の学生時代経験談をご紹介していきます。(ちなみに、カフェバイトは面接ネタがなさすぎて始めました…!)
(例)カフェのアルバイトエピソード
【長所①】周りを見て行動
【エピソード】私は周りを見て行動することができます。レジが1つしかなかったので、忙しい時間帯は長蛇の列ができます。そこで①先にオーダーを聞くこと②事前にストックを準備すること③手が空いていれば他のポジションのヘルプに回ることを意識し、効率よく回せるようにしました。結果、お客様の待ち時間を減らし、1時間あたりの来客回転数△△人を更新できました。

全部一気に伝えるとネタ切れになってしまうから①だけ伝える等、小出しにするのもおすすめだよ!
【長所②】先を見通して行動
【エピソード】私は先を見通して行動することができます。カフェのアルバイトでは、頻繁に新しいメニューが出てきます。お客様に「どのようなドリンクなのか?」聞かれることもあるため、いつでも対応できるように「味だけでなく、何が入っているのか・他のメニューとの違い」を把握していました。結果、お客様から聞かれた時でもすぐに対応することができ、感謝の言葉もいただけました。

たしかに、このエピソードは長所だけでなく「あなたはどんな人なのか?」「学生時代頑張ったこと」にも使える!
抽象的なことは面接官に突っ込まれることもあります。
具体的なエピソードを考えておくことで、焦ることなく落ち着いて答えることができますね♪
PREP法を使う
PREP法を使って話す時の順番を意識してみましょう!
わかりやすく話が伝わり、長々と話すこともなくなりますよ♩

話し下手な私がわりと簡単に話をまとめれた方法!正直もっと早く知りたかった!
PREP法とは?
・P=Point 【結論】
・R=Reason 【理由】
・E=Example 【具体例】
・P=Point 【結論】
具体例を見ていきましょう!
(例)周りからどういう人だと言われますか?の質問が来た場合
P=私は周りから「努力家」とよく言われます。
R=できないことをできるようにするために、目標を立てて行動できるからです。
E=大学ではパソコンの授業があったのですが、レイアウト調整・関数に対して苦手意識がありました。それを克服するために、MOS資格取得を目指し、1ヶ月間毎日30分ずつ勉強しました。結果、資格は1発合格でき、ゼミで使うプレゼン用の資料作成までできるようになりました。
P=このように目標達成から逆算し、コツコツ努力することができます。
まずは「結論から話す」ことを心がけていきましょう!
結論から話すことで、面接官がよく嫌がる「意図に合っていない話」をすることもなくなります!

全て無理矢理PREP法にする必要はなく、質問によっては「結論・具体例」「結論・理由」だけでもアリ♩

なるほど…!話す順番を変えるだけなら自分もできそうかも!
- 「~で、~いて、~ですが…。」1つの文章が長い
- 理由ばかり話して結論が見えなくなってしまう
- 極端に話が短い or 極端に話が長い
表情・身振り手振りをつけてみる
緊張をほぐすために、笑顔、身振り手振りを心がけてみましょう。
表情や動きを和らげることで、自分自身の緊張がほぐれるのでおすすめですよ♩
話の聞き方、伝え方は人柄も出ますし、面接官に印象を残すこともできるので一石二鳥ですよね。
ただ、大袈裟にしすぎるのは逆効果で、落ち着きがない印象を与えてしまうこともあるため要注意。
大袈裟にしない程度に身振り手振りをつけてみましょう!

同じ姿勢でいると緊張してしまうから、手を少し動かしてみたりジェスチャーをつけるのもいいね!
場数を踏む
面接は練習をして、ある程度慣れておくことが大切です。
場数を踏むことで、悩み(緊張してしまう・上手く話せない)があっても「あれだけ練習したのだから大丈夫」と経験が背中を押してくれます。
- STEP1 → 1人で練習
- STEP2 → 友達・家族と練習
- STEP3 → 大学キャリア支援で練習
- STEP4 → 志望度の低い会社で実践
- STEP5 → 本命の会社で面接
いきなり本番はしんどいので、ハードルを徐々に上げていきながら進んでいきましょう!
「エピソードを考える → 30秒程度で伝えれるよう練習」だけでも結構練習になる!丸暗記ではなく「キーワード」を覚え、自分の言葉で話せるよう練習していこう!
気持ちがラクになる面接の心得

面接に対して「苦手・怖い」というイメージがありがちですが、面接に対する意識を少しだけ変えてみましょう!
意識を変えるだけでスッと気持ちも軽くなりますよ♪
面接官も人である
面接官は敵でも鬼でもなく、普通の人だという事を忘れないでおきましょう。

圧迫面接だと鬼にしか見えないけど…。

確かに圧迫面接はヒヤヒヤするよね(笑)でも大丈夫。相手は人だし、そう演じるように言われてると思ったら少し楽になるよね!
もし、面接で沈黙時間があっても、間違えてしまっても大丈夫です。
質問の答えがすぐに思い浮かばなかったら「少し考える時間をいただきます。」と言って待ってもらっても全然OK!
「緊張してますか?」と聞かれたら素直に「緊張してます」と答えても大丈夫です^_^
相手を怖がりすぎず、理想の解答を求めすぎず進んでいきましょう。
自分もジャッジしている意識を持つ
自分もジャッジしているという意識で面接に臨んでみましょう。
内定がもらえても行くかどうか判断できる!と思うと少し気持ちが軽くなる気がしませんか?
面接は、就活生も会社を見る機会です。
どんな会社なのだろう?どういう人が働いているんだろう?と「自分もジャッジしているんだ!」という気持ちで面接に臨んでみましょう!
面接に正解はない
就活は本当にご縁なので、面接に正解はありません。
「手ごたえがあった…!」と思うものが不採用だったり、逆に自信がなかったものが内定が出たりするものです。
自分自身に何か非があるとかではなく、当日の面接官との相性もあるのです。
無理に正解を見つけ出す必要はなく、自分をしっかり伝え「これだけして無理だったら仕方ない」と思えるようにすることが何より大切ですね!

キャリア支援の先生には、ご縁がなかったら「そこに行けば不幸になる」と思っておこうと言われたよ!
HSPが面接対策で気をつけたいこと

HSPは完璧主義とよく言われていますよね。
私自身もそうで不安が大きいからこそ、完璧に準備をしていました。ですが、それで失敗をしたこともあるのでご紹介していきます!
丸暗記しない
「エピソード」や「想定質問の答え」を一言一句暗記するのはやめておきましょう。
暗記すると完璧な答えは言えますが、自分でもわかるくらい感情がなく、台本を読んでいるようになってしまいます。
自分でも話していて「こりゃダメだ」と思いましたね…。
また、少しでも間違えると取り返しがつかずグダグダになることもありました。

不安だから丸暗記しようとしてた(汗)でもそうだと相手にも伝わりづらいか…。

丸暗記は、綺麗な言葉すぎて相手にも伝わってしまうからね(汗)
面接官はあくまで、自然体なあなたを知りたいと思っています。
丸暗記ではなく、重要な「キーワード」「エピソード」だけ覚えておくのがおすすめです。
頭に入っていれば、なるべく自然体で相手に伝えることができますよ♪
自分を着飾りすぎない
面接で自分を着飾りすぎないようにしましょう。
入社後ギャップを感じ、早期退職に繋がる可能性もあるからです。
面接では「挨拶は大きく、ハキハキと明るく、積極的に意見する」のが良いと言われていますよね。

確かに好印象ではあるけれど…。。
あまりにも本来の自分とかけ離れすぎると、後々自分自身がしんどくなってしまいます。
私自身、面接ではハキハキ明るい自分を演じることができたんです(ー ー;)
本来は内気ですが、面接評価はハキハキした人と印象付けられ、ストレス耐性が求められる部署に配属されてしまいました。。
就活中はどうしても「内定がゴール」になってしまいますが、求める人物像に合わせすぎないよう心がけていきましょう。
自分の言葉で伝える
よくあるマニュアル文や定型文ではなく、自分の言葉で伝えるようにしていきましょう!
面接官は面接に慣れているため、本心でないものはすぐに見抜かれてしまいます∑(゚Д゚)
せっかく準備したのにもったいないですよね。。
当時の私は「自分には何もない。。」と思っていましたが、何らかの自己アピールできるのことはあります。
自分なりのエピソードを交えたり、専門用語を使わないようにしてオリジナリティを出していきましょう!
面接対策におすすめ!便利ツール

就活ノート
就活ノートは、就活生のリアルな”選考レポート”や”面接対策”を知ることができるツールです。
「他の就活生がどのように動いているのか?どのようにすることで上手く進んだのか?」は、今後の面接対策でかなり参考になりますよね…!
実際、面接方法も年々変化しているため、その時々で対策傾向も変わっていくものです。

最近はコロナでオンライン面接が増えたね…!
他の就活生の声を聞ける機会はなかなか少ないため、手軽に情報収集できるのは嬉しい点ですね♪
dodaキャンパス
「面接対策」の参考として、無料で使えるキャリア支援アプリdodaキャンパスを利用するのもおすすめです!
dodaキャンパスはベネッセと人材会社大手のdodaが運営しているサービスで、登録学生は878,000人(2022年6月時点2023~2026年)にものぼる便利ツールです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
色々とご紹介してきましたが、「想定質問の答えを考えておくこと」「場数を踏む事」は特に大切です。
就活は、準備も本番もメンタルがすり減ってしまう事もありますが、少しずつ一歩一歩。
たまにはお休みしながら乗り越えていきましょう。
hspさんの就活が少しでも充実したものになりますように☆彡