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・派遣営業は大変?
・派遣営業は離職率が高いって聞くけどやりがいはある?
人材業界に興味を持ち、「派遣営業職」を1つの選択肢として考える人は多いのではないでしょうか?
ただ、「ブラック、離職率が高い、やめとけ」など、検索をすればするほどマイナスなことばかりで不安になりますよね。
この記事では、派遣営業を2年半していた私が「派遣営業のリアルな実態」についてご紹介します。
良いことも悪いこともお話ししていくので、職選びの参考にしてみてくださいね!
人材派遣営業は楽しい?
人材派遣営業は、大変なことも多いからこそやりがい・楽しさも大きい仕事です。
ただ、人材派遣営業は人材業界の中でも離職率は高く「合う合わない」の差が大きい仕事だと言えます。
と言うのも、「就業決定後もサポートする必要がある」からです。
「就業先決定後もサポートし続け、伴奏できる。」
聞こえは良いですが、人間関係相談や辞めたい相談に乗ることも日常茶飯事です。
「人材派遣業界」が好きで長く勤めている人と、合わずにすぐ辞める人の差が大きい仕事ではあるでしょう。
人材派遣営業の仕事内容
まず、人材派遣営業の仕事内容をご紹介していきます。
・飛び込み or 電話での新規法人営業
・派遣スタッフ更新確認とフォロー
・面談同行
・金額交渉
・契約書、見積書作成 など
主な仕事内容は「営業」と「派遣スタッフのフォロー」です。
- 9:00派遣スタッフ就業開始同行
- 10:00新規飛び込み営業
- 12:00昼食
- 13:00新規飛び込み営業
- 14:00派遣スタッフ更新確認、フォロー
- 15:30電話営業
- 17:00契約書作成
- 18;00派遣スタッフ対応
取引先を増やす「数字重視タイプ」、フォロー重視の「サポート重視タイプ」など。営業スタイルは個人に任されていることが多いです!
気になる派遣営業のノルマ
気になるノルマについても、先にご紹介しておきます。
人材営業は成果主義なので、数字は結構シビアです。
一般的には、毎月「就業決定数」がノルマになります。
となれば、どんどん取引先を増やして営業をかけるが勝ち!と思ってしまいそうになりますよね。
ですが、終了数(派遣スタッフが辞める)が多ければ赤字になるため、サポートも欠かせないのです。
「就業決定数-終了数」がプラスに積み重なっていることで総合成績も上がっていきます。
・紹介手数料
・派遣スタッフ昇給額 などもノルマに含まれることも。
【体験談】人材派遣営業の大変さ
では本題の人材派遣営業の大変さについてご紹介していきます。
よくある人材派遣営業の大変さは下記3つです。
①門前払いされる
②約束を守らない人に振り回される
③朝夜問わず電話がかかってくる
特にこの3つは、周りの営業担当もよく大変だと言っていたことです。
事前に知ることで、入社後のギャップも生まれづらいです。一つ一つ確認していきましょう。
門前払いされる
人材派遣営業は、「営業電話・飛び込み営業」で門前払いされやすいです。
どこの派遣会社も頻繁に営業をかけているたて、断られることが当たり前な傾向にあります。
名刺すら受け取ってくれない会社もあり、人によってはメンタルがすり減ることもあるでしょう。
その中でも根気強く「競合他社の利用状況」や「サービス提案」する大変さはありますね。
その分、話を聞いてくれて成約につながる嬉しさもあります。
約束を守らない人に振り回される
・面談に来ない(ドタキャン)
・就業開始日に来ない
・契約途中で退職される など
何らかの事情はあるものの、約束を守らない派遣スタッフに振り回されやすいです。
昨日まで仲良く話していた人に、突然裏切られるなんてこともありますヽ(;▽;)
「人が好き」で人材業界を希望している人は、少し人間不信になってしまうこともあるでしょう。
朝夜問わず電話がかかってくる
時間問わず、派遣スタッフから連絡があります。
・体調が悪く、数日休みたい
・人間関係が限界で話を聞いてほしい
・次の契約でやめようと思っている など
朝はバイブ音で目覚め、夜ドキドキしながら眠りにつくこともあります。
派遣スタッフは日中働いているため、時間外対応がほとんどです。
人によっては相談内容が重いため、疲れが溜まる人もいるでしょう。
21時以降は対応しない、土日は連絡が取りづらい旨を事前に伝えておくとかなりラクです!
【体験談】人材派遣営業のやりがい
ここまで大変さをお伝えしてきましたが、大変だからこそ、やりがいも大きいです。
人材派遣営業のやりがいは下記3点です。
①取引先を開拓できる
②介在価値を見出せる
③達成感がある
一つ一つ具体的に説明していきます。
取引先を開拓できる
新しい取引先を勝ち取ったとき、やりがいを感じます。
「営業で足を運ばなければ、取引すらなかった」と考えればかなり感慨深いですよね。
また、開拓した取引先で「就業機会」を提供でき、生計を立てられている人が身近にいると思うとこれ以上ないほど嬉しいものです。
社会的貢献もでき、自分の価値も感じられるやりがいを持てる仕事ではあります。
介在価値を見出せる
人材派遣営業は、介在方を見出しやすい仕事です。
介在することで派遣スタッフに「働きやすい環境」を提供することができます。
派遣スタッフには色々な事情を持っている人がいます。
・事務未経験から事務を始めたい人
・小さい子供がいながらも働きたい人
・直接雇用を目指している人 など
色々な事情を持った人が、より多く働くことができるよう、条件交渉をすることも可能です。
就業機会を提供するために働きかける、「介在価値」を大きく感じられる仕事ですね。
達成感がある
・ノルマを達成したとき
・直接雇用希望の方が直接雇用になったとき
・更新を迷っていた人が丸3年働いたとき など
ノルマ達成したときはもちろんのこと、派遣スタッフとの距離が近いからこそ達成感を得られる瞬間もあります。
一人ひとりの「キャリアライフ」に関われるため、今までの苦労が報われるような瞬間にも立ち会えますよ。
よくある人材派遣営業の入社後ギャップ
では、よくある入社後のギャップはどのようなものがあるのでしょうか?
よくあるギャップは下記3つです。
①思っていたより転職サポートができない
②クレーム対応が多い
③クセのある人がいる
知ることで、早期退職を防ぐことができます。
一つ一つ確認していきましょう。
思っていたより転職サポートができない
人材派遣営業は、派遣スタッフの「愚痴聞き」も多い仕事です。
そのため、転職サポートがしたいと思い人材業界に入社した人はギャップを感じることもあります。
もちろん、転職サポートはゼロではありません。
ですが、エージェントのように転職サポートメインではないため注意しておきましょう。
クレーム対応が多い
人材派遣営業は、クレームも多いです。
企業サイド、派遣社員サイド、両方からクレームがくることもザラにあります。
「人と人とのサービス」なので、どれだけ丁寧に対応しても起こりうることなのです。
いかにクレームを少なくするか、切り抜けるかは一人一人の力量に委ねられます。
信頼が得られることもありますが、忍耐力が必要な場面もありますね…!
クセのある人がいる
これはどの仕事もそうですが、クセのある人の対応も任されます。
人と出会う頻度が高いため、「こういう人もいるのか…。」と思わざるを得ないこともあるでしょう。
ただ、「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、長くエリアを持っているほど相性のよい人たちも集まってきます。
それまでは、うまくスルーできるコミュニケーション力も必要になってくるでしょう。
人材派遣営業はどんな人に向いている?
では、人材派遣営業はどのような人に向いているのでしょうか。
向いている人の特徴は下記3つです。
①マメな人
②仕事と割り切れる人
③スケジュール管理ができる人
具体的に説明していきます。
マメな人
人材派遣営業は「マメな人」が仕事を進めやすいです。
派遣スタッフ、企業担当者、社内とのやり取りなど。さまざまな人とのコミュニケーションを求められやすいからです。
また、お客様とのやり取りを放置していれば、クレームが起き自分の首を絞めることにもなりかねません。
「マメな人」は信頼も得やすく、成績も残しやすいでしょう。
仕事と割り切れる人
人材派遣営業で「仕事と割り切れる人」は、強いです。
「新規営業の門前払い、派遣スタッフの愚痴聞き、突然のドタキャン」など。
何かイレギュラーなことが起きても、ストレスを溜めにくいからです。
凹んでも切り替え、仕事に集中できる人は向いていますね。
スケジュール管理ができる人
・面談日程調整
・就業開始日の調整
・更新確認を始める日〜完了する日 など
毎月スケジュール管理が必要となります。
苦手であれば、毎月苦痛になる危険性も高いため注意が必要です。
人材派遣営業は、良い意味でも悪い意味でも一人ひとりに管理が任されやすいです。
スケジュール管理ができる人は、仕事もスムーズに進みやすいでしょう。
未経験からでも人材派遣営業は目指せる?
年齢にもよりますが、人材派遣営業は未経験からも始めやすいです。
「営業経験・人材業界経験者」であれば、より有利になるでしょう。
人材紹介(正社員転職)は、「人材業界経験・キャリアコンサルタント資格必須」の求人も多いためなかなか選考も通りづらい傾向にあります。
そのため人材業界に興味を持っているなら、人材派遣営業から目指すのもよいでしょう。
派遣会社にもサポート重視の部門(人材紹介部門・無期雇用派遣部門)があるため、その部署を狙うのもおすすめです!
人材業界求人は求人数も少なめなので、「転職エージェント」を利用することで求人もみつけやすいです。
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大手転職エージェントを利用すれば大手で働けることも
「大手転職エージェント」に登録することで、大手人材派遣会社で働けるチャンスもあります。
大手転職エージェントは、それぞれグループ会社の求人に強いです。
●リクルートエージェント【広告】 ⇒ スタッフサービス・リクルートスタッフィング
●DODA【広告】 ⇒ テンプスタッフ など
大手なので「契約社員」スタートのこともありますが、福利厚生はかなり良く「スキル・経験」も積むことができるためおすすめです!
人材派遣営業は無理だと思ったら他の選択肢もアリ
「人材業界に興味はあるものの、人材派遣営業はイヤかも。」
そんなときは、営業職以外の「派遣登録窓口・コーディネーター」を視野に入れるのもアリです。
どの部門も「就業機会を提供する」ことは同じです。
適性にあった部署を選び、強みを活かしながら「やりがいを持てる働き方」をしていきましょう。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
人材派遣営業のリアルな実態とやりがいについてご紹介していきました。
人材派遣営業は人によって「合う合わない」の差が大きい仕事です。
「人と人とのサービス」になるため大変さもありますが、やりがいも大きい仕事です。
適性にあった働き方をし、後悔ないキャリアライフを築いていきましょう!