【元派遣営業が解説】派遣で将来が不安。キャリアプランの立て方

働き方

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・一生派遣社員でいいのか不安
・年齢を重ねるごとに求人があるのか心配

派遣社員は更新制で特殊な働き方。だからこそ、今後のキャリアプランは気になりますよね。

この記事では「派遣社員のキャリアプラン」についてご紹介します!

むつ
むつ

わたし自身「元派遣営業&派遣社員3年目」なので、それぞれの視点からキャリアプランについてお話ししていきます!

キャリアプランは今後の生活にダイレクトに関わってくるものです。

最適なキャリアプランを立て、充実した生活が送れるようにしていきましょう。

派遣社員の年齢制限

派遣社員は明確には年齢制限はありません。

ただ、一定の年齢を超えたとき(事務職は50歳以上)派遣登録していても「求人紹介がない」なんてことはザラにあります。

派遣社員はどうしても「即戦力」が求められます。

そのため「新しい仕事を覚えるのが早い20代、30代」もしくは「経験が豊富な40代まで」に仕事が集まりやすいです。

年齢制限は書かれていなくとも、年齢を重ねたときに紹介がパタリとなくなることもあります。

むつ
むつ

ただ、軽作業などは年齢が高くてもOKなことは多いです。

派遣社員は好きな条件を選べ、気楽に働ける雇用形態です。

ただ、後で後悔しないためにも「どのようなキャリアを築いていくか」今から考えていきましょう。

派遣社員キャリアの選択肢

派遣社員のキャリア選択肢は下記3つです。

①無期雇用派遣を目指す
②派遣+副業をする
③直接雇用を目指す

選択肢を知ることで、視野をグッと広げることもできます。

一つ一つ確認していきましょう。

①無期雇用派遣を目指す

1つ目の選択肢は、無期雇用派遣を目指すことです。

「3年ルール」がなくなるため、契約更新する限り同じ派遣先で働くことができます。

むつ
むつ

たとえ派遣先から契約満了を言われても、派遣会社が新しい派遣先を見つけてくれます。また、働いていない期間は待機費用が出るため収入が途切れないことが良い点です。

無期雇用派遣はこんな人におすすめ

・派遣のままいたいけれど、3年ルールが不安な方
・気に入った慣れた派遣先企業で3年以上働きたい方

無期雇用派遣になるメリット・デメリット

無期雇用派遣は3年ルールがなくなりますが、メリット・デメリットもあります。

ギャップが生まれないよう、確認しておきましょう。

メリット
・3年ルールがなくなる
・派遣社員のまま働ける(派遣先の直接雇用ではない)
・派遣切りにあっても次の仕事で働くまでの間、待機費用が発生する

デメリット
・派遣切りになる可能性はある、給与は若干上がるが一般派遣とほぼ同じ
・新しい仕事紹介時、一般派遣のように細かい希望条件は通らない

無期雇用派遣になる方法

無期雇用派遣になるには2つの方法があります。

・同じ派遣先企業で3年働く
・同じ派遣会社で5年働く(自己申告制)

具体的に確認していきましょう。

同じ派遣先企業で3年働く

個人抵触日を迎えたとき、無期雇用派遣になる選択肢があります。

ただ、3年働いた派遣先企業の無期雇用に必ずなれるとは限りません。

と言うのも、派遣先企業の同意が必要だからです。

慣れた職場以外であれば、無期雇用派遣になりたくない人もいるため確認しておきましょう。

また、基本は3年働いたあとですが、派遣会社によっては少し早めに無期雇用派遣になれるチャンスもあります。

アデコスタッフは、同じ就業先で”2.5年以上”就業している場合、3年ルールがない「ハケン2.5」を選ぶこともできます。(※選考あり)

同じ派遣会社で通算5年働く

無期転換ルールを使い、自己申告制で無期雇用になる方法です。

無期転換ルールは、同一の使用者(企業)との間で、[有期労働契約が5年を超えて更新された場合]、[有期契約労働者(契約社員、アルバイトなど)からの申込み]により、[期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換]されるルールのことです。
   有期契約労働者が使用者(企業)に対して無期転換の申込みをした場合、無期労働契約が成立します(使用者は断ることができません。)。

厚生労働省HPより

自己申告制にはなりますが、派遣会社に通算して5年働くことにより無期雇用派遣になることも可能です。

もし、無期雇用派遣を目指している場合は、自分に合った派遣会社を探していきましょう。

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派遣+副業する

2つ目の選択肢は「派遣+副業」をすることです。

時間に余裕が持てる派遣社員との相性は抜群で、2本柱あることで生活も潤います。

副業が強いのは年齢制限がないことです。

年を重ねれば、副業しつつ「パート・アルバイト」を始めるのも1つの選択肢ですね!

「派遣+副業」はこんな人におすすめ

・派遣社員のままでいたいけど、お金面が不安な方
・正社員では働きたくない方

むつ
むつ

派遣会社によってはダブルワーク禁止のところもあるため要注意です。

副業を始める方法

・WEBライター
・ブログ
・WEBデザイン
・イラスト販売
・動画制作、編集
 など

上記副業は、未経験からも始めやすいです。

副業は、最初は収入が見込めなくとも継続することで成果が出てきます。

副業は「継続した者勝ち」なので、早めに始めるのがおすすめです。

CHECK

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直接雇用を目指す

3つ目の選択肢は直接雇用を目指すことです。

「安定」を求める場合は、やはり直接雇用を目指すルートも考えておきましょう。

直接雇用はこんな人におすすめ

・安定して働きたい方
・派遣以外で働きたい方

派遣から直接雇用になる方法

「派遣から直接雇用」になるルートは、下記4つです。

①同じ派遣先企業で3年働く
②派遣先企業からオファーをもらう
③紹介予定派遣で探す
④他の求人サイトから応募する(もしくはエージェントで探す)

具体的に確認していきましょう。

①同じ派遣先企業で3年働く

個人抵触日を迎えるときに直接雇用を目指す方法です。

「派遣→直接雇用」になるタイミングは、個人抵触日を迎えたときが1番多いです。

ただし、必ずしも「直接雇用=正社員」ではないこと、派遣先企業の合意が必要になることに注意が必要になります

派遣先企業によっては、「直接雇用=契約社員・パート・アルバイト」の可能性もあるため、注意しておきましょう。

②派遣先企業からオファーをもらう

派遣先企業から評価が高ければ、直接雇用オファーをもらえることもあります。

1から求人募集するよりも、仕事に慣れている派遣社員を社員にしたいケースは多いからです。

「派遣→直接雇用」を狙うための方法はこちらの記事で紹介しています。

③紹介予定派遣で探す

紹介予定派遣は「最長6ヶ月以内」で直接雇用を目指せます。(※双方合意必要)

ガッツリ選考があるため経験は求められますが、一般派遣求人より直接雇用になれる確率は高いです。

直接雇用になるためには派遣先企業の同意も必要ですが、紹介予定派遣求人を探すのも1つの方法です!

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④他の求人サイトから応募する(もしくはエージェントで探す)

1番確実な方法は、求人サイトやエージェントを利用することです。

ここまで紹介してきた、直接雇用になる方法は100%ではないからです。

なれる年数がかかったり、派遣先企業の同意も必要です。

「今すぐにでも直接雇用になりたい」場合は、直接応募するのが1番の近道ですね…!

キャリアプラン選択するときに確認しておくこと

ここまでキャリアプラン選択肢についてご紹介してきましたが、事前に確認しておくことが3つあります。

①何を叶えたいか明確にする
②派遣社員のメリットも考えておく

あらかじめチェックしておくことで、最適な選択をすることができます。

一つ一つ確認していきましょう。

何を叶えたいか明確にする

キャリアを考える上で「何を叶えたいのか」明確にしておきましょう。

派遣社員でキャリアプランを考えているのは、不安要素があるからこそです。

その不安要素を取り除き「何を叶えたいのか?」再度考えておきましょう。

・更新制が不安
・安定したい
・ボーナスがほしい
・収入を増やしたい
・年を重ねてから職がないかもしれない不安
 など

叶えたいことを明確にしておくことで、選択肢も変わってきます。

キャリア選択を間違えてしまっては、振り出しに戻ってしまうこともあるため要注意です。

勢いだけで選択せず、後悔ないように考えておきましょう。

派遣社員のメリットも考えておく

派遣社員のままいるメリットも考えておきましょう。

と言うのも、直接雇用になれたものの「派遣の方がよかった」と後悔している人を何人も見てきたからです。

派遣はどうしてもマイナスイメージがあるため、「直接雇用」の話をもらったときにそちらを選んだ方がいいように思えてしまいます。

ただ、働きやすいからこそ「派遣社員」を選んだ人は多いのではないでしょうか?

・時給制 ⇒ サービス残業なし、就業時間の5分前出社でOK
・仕事は契約範囲内 ⇒ 責任が重い仕事は少ない
・直接雇用ではない ⇒ 飲み会自由参加、グループLINEに入らなくてよい(会社による)
など

不安定で年収は少なめですが、派遣で働くメリットもあります。

“派遣で働くメリット”“キャリア選択後の働き方”を天秤にかけ、キャリアプランを決めていきましょう。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

派遣は特殊な働き方で、中には「派遣社員でずっといたい」という人もいますし、「雇用形態が不安定で心配」という人もいます。

「何を一番に叶えたいのか、働く上で何を重要視しているのか」によっても”キャリア選択”はガラッと変わります。

ただ、何を選んだとしても「派遣で働いた期間」は無駄にはなりません。

今までのキャリアを活かし、充実した生活が送れるようキャリアプランを立てていきましょう!

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